【感情は、すぐに脳をジャックする/佐渡島庸平・石川善樹・羽賀翔一】

感情は、すぐに脳をジャックする 作者:佐渡島庸平,石川善樹 学研プラス Amazon 心理学とかしらないけど、感情の仕組みについてちょっと知りたい人、 普通に育ってきたうえで、怒りとの向き合い方について アドバイスが欲しい人 には良い本かも。 著者自体が…

【地ごく/献鹿狸太郎】★★★

地ごく 作者:献鹿狸太朗 講談社 Amazon 「死んだ方がましのくせになぜ生きているのか不思議な底辺が、 将来そうなるであろう若いだけの同じ底辺によって苦しめられている」 と同じ団地の住民を見下す久野 「地ごくから地ごくに行くようなものだと思えばなん…

【樹海/鈴木光司】

樹海 (文春文庫) 作者:鈴木 光司 文藝春秋 Amazon ★★★ 私の憧れの死に方である、「樹海で腐る」 の解像度がすごく高くなった本。 樹海の首つり死体を定点カメラで見てた?っていうくらい 死んでからの人間の成り行きが鮮明に描かれていて 完全自殺マニュアル…

【夜に星を放つ/窪美澄】

夜に星を放つ 作者:窪 美澄 文藝春秋 Amazon ★ 「もう何も失いたくない でも私は、また人と関わりたいと思った。」 という帯の言葉が素敵だなと思って購入した本。 コロナ禍、色々な人間関係を失ってしまった人たちの短編集。 文章があんまり好みじゃないの…

積読本増員した

最近ほんとうに希死念慮が大暴れしすぎて 色々調べて、自殺がテーマの小説を数冊購入してみました。 オーダーメイド殺人クラブ (集英社文庫) 天国はまだ遠く(新潮文庫) やめるときも、すこやかなるときも (集英社文庫) 死にがいを求めて生きているの (中公…

【愛されなかった時、どう生きるか/加藤諦三】毒親に育てられた後のむごい答え

愛されなかった時どう生きるか 甘えと劣等感の心理学【電子書籍】[ 加藤諦三 ]価格: 520 円楽天で詳細を見る 読みました。 この方の本もすごく好きで何冊か読んでるのですが 何気ない一行一行が本当にグッサグッサ心に刺さる 著者(大学の教授)が、友達とうま…

【本当に欲しかったものは、もう /Twitter文学アンソロジー】

本当に欲しかったものは、もう Twitter文学アンソロジー (集英社単行本) 作者:麻布競馬場,新庄耕,外山薫,木爾チレン,山下素童,霞が関バイオレット,かとうゆうか,pho,豊洲銀行網走支店,窓際三等兵 集英社 Amazon ★★ 帯にある「5分後に、虚しい人生」に共感…

【カケラ/湊かなえ】

gT67nDc カケラ (集英社文庫) 作者:湊かなえ 集英社 Amazon ★★★ 読了。 自分の正しさは、誰かにとっての悪意で みんな自分の人生を必死に生きているだけなのに 絡み合って傷つけ合う。 それが人生というなら 私は早々にリタイアを希望したい。 そんな物語で…

あと何冊読めば幸せになれる?

私が中学生で、生きづらさに悩み始めたとき 調べて出てくる言葉は 「アダルトチルドレン」「自己愛性パーソナリティ障害」くらいしかなかった。 特にアダルトチルドレンは、海外の文献が多かったから 読んでも腑に落ちないこともあった。 だから今、「HSP」…